小田急線でエレベーターにスマートに乗るために

自宅や学校、職場のの最寄り駅にはどこにエレベーター、エスカレーターがあるかわかっている方も多いだろう。「何号車のあのあたり」とわかっていて自然とその駅のエレベーター付近のドア近くに乗っている人も多いはずだ。

ここでは小田急小田原線の主要駅のエレベーターの前にピッタリ降りることができるように乗るとき「○号車の✕✕ドア」に乗るためのガイドとして書いてみた。

 小田急線の基本的ルールとして下り(小田原方)から1号車、2号車…という並びになっている。ドアも同様で各号車の下り側から1番ドア、2番ドア…と名付けられている。下りなら1号車の1番ドアが先頭、上り(新宿・千代田線方)なら1号車の1番ドアは最後尾、である。今回ピックアップした駅は相模大野以西の主要駅で以下の通りである。

・相模大野駅

・海老名駅

・本厚木駅

・伊勢原駅

秦野駅

・新松田駅

障害者、けがをしている方、キャリーバッグと移動する方、ベビーカーや車いすユーザーの方、小田急に乗るときは時間に余裕を持って、降りる駅のエレベーターの真ん前に降りられるよう、スマートに小田急に乗りましょう!

相模大野駅

小田原線から江ノ島線が分岐する相模大野駅。ロマンスカーも停車する、小田急の主要駅である。この駅のエレベーターは中央階段の横に小さなものが設置されている。上り、下りどちらも小田原線側であり、江ノ島線を利用する場合は残念ながら「ピッタリエレベーターの前」というわけにはいかない。エレベーターに最も近いドアは

上り、下りとも

3号車2ドア(10両)、1号車2ドア(6両)

である。江ノ島線の場合にはドア2つ分くらい藤沢・片瀬江ノ島方に乗るとよい。階段の前を回りこむとエレベーターに着ける。

海老名駅

相鉄線や、JR相模線との乗り換え駅。駅前には、ビナウォーク、ららぽーとなどショッピングセンターが立ち並び近年急速に発展している。ロマンスカーミュージアムにも直結しており、ある意味観光地とも言える。

この駅のエレベーターに最も近いドアは上り・下りとも

4号車3ドア(10両)、2号車3ドア(6両)

である。エレベーターはウォークスルー式で車いすなら方向転換せずに直進で乗降できる。

本厚木駅

他社線への乗り換えがないにもかかわらず乗降客がかなり多い。厚木市内や宮ケ瀬方面に向かうバス路線の中核ターミナル「厚木バスセンター」が東口先にある。

ホームが高架になっているので改札へは下に向かう形となる。「エレベーターは東口方向にある。東口からはミロードイーストを通って、南北どちらの出口にも出れる。

エレベーターに最も近いドアは

上り、下りとも10号車2ドア(10両)、6号車4ドア(6両)である。

※6両編成6号車に乗る場合は電車を降りてから4両分の距離の移動を強いられる。

伊勢原駅

観光地、丹沢大山への出発点である。北口からは大山ケーブル、日向薬師方面へのバスが、南口からは、平塚駅、平塚総合運動公園(Jリーグ湘南ベルマーレの本拠地)方面に向かうバスが出ている。下りに乗るとこの駅辺りからにわかに田舎の風景が広がるが、駅周辺は商店街もあり、賑わいを見せている。

エレベーターに最も近いドアは

上りは6号車2ドア(10両)・4号車2ドア(6両)、下りは7号車4ドア(10両)・4号車4ドア(6両)である。

エレベーターはウォークスルー式である。

秦野駅

秦野市の小田急駅は、鶴巻温泉~渋沢まで4駅あるが、何といっても秦野駅が中心だろう。ロマンスカーの停車もある。

市内各地に向かうバス路線が充実していて、東海道線の平塚駅、二宮駅方面に向かう路線もある。

エレベーターに最も近いドアは

上り5号車1番ドア(10両)、4号車1番ドア(6両)下り6号車1番ドア3号車ドア(6両)である。

 この駅のエレベーターは実にユニークな形をしていて、太い柱と見まごう円柱型をしている。

新松田駅

足柄地域への入り口となる駅。ここから南足柄市方面など各地へのバス便がある。JR御殿場線(松田駅)との乗り換え駅である。

エレベーターに最も近いドアは

上り・下りとも8号車3番ドア(10両)、6号車3番ドア(6両)である。

おわりに

小田急線の相模大野以西の主要駅のエレベーターに最も近いドアを紹介した。

駅を選んだ基準は

・ロマンスカーが停車する駅

である。(新松田は停車しないが2019年3月までは停車していたので加えた。)

また、小田原駅は、特殊な頭端式ホームであるので、到着するホームによってエレベーター最寄りの号車、ドアが異なってくるので割愛した。

今回は10両編成、6両編成に絞って記載したが、小田急線では実際に4両編成、8両編成も運行されている。これらについては先頭車が7号車、という具合に並び順と番号が必ずしも一致していないので割愛した。

※この稿は小田急線公式のものではありません。くわしくは公式ホームページをご参照ください。しかしながら筆者が実際に現地で確認したものですので信頼してくださっても安心です。

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