きっかけ
このブログを書こうと思ったきっかけは、リハビリ「施設入所中に車いすに乗って外出した時のこと。車の運転を諦めた自分は、遠くに到達するためには電車に乗るしかなかった。車いすユーザーの方ならおわかりいただけると思うが、電車に乗る際にはまず、乗る駅の窓口で「車いすで乗ること、降りる駅の名」を告げる必要がある。
自走できる能力があってもたいていの場合、駅員が車いすを押してくれる。多くの場合、最後尾の車両の一番後ろに乗ることになる。車掌の真ん前で目が届きやすいからだろう。簡易スロープを使って車掌室の真ん前に乗せてもらう。ん?なんかヘンだぞ。自分1人で外出したのに、電車に乗る場所も自分できめられないのか。降りる駅を指定したら、例えばトイレに行きたくなった時、途中駅では降りられないのか?
こんなもやもやを胸の中に抱えつつ、自分は娑婆に戻った。車いすユーザーではなく、装具着用の杖歩行者として。
電車に乗る時もいろいろ工夫した。たとえば、降りる駅のエレベーターのすぐ前に降り立てるように計算して、乗る号車、ドアを決める。もともと鉄道好きで、かといってバリバリの「鉄ヲタ」ではない、いわゆる「ゆる鉄」としてバリアフリーの観点から移動、街歩きの際に気付いたことを書いていこうと思う。
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